AWSの資格とは?資格の種類や難易度について解説します。
AmazonのクラウドサービスであるAWS(Amazon Web Services)が提供する認定資格はレベル別、役割別、専門分野別に用意されており全部で12種類あります。
AWS認定資格は、試験対策や資格取得により、必要なAWSの知識やスキルを効率よく学べるということで関心が高まっています。また、AWSサービスを体系的に学ぶため学習の過程で幅広いサービスの全容を把握することができます。
本記事では、全12種類のAWS認定資格の概要と難易度を解説します。それぞれの特徴をおさえて自信のレベルに合った認定試験にチャレンジしましょう。
AWS認定資格への注目度高まる
2020年、AWS認定資格は注目を集め、取得を目指す人も増えています。
2018年には取得したい資格ランキングで1位を獲得し、2019年にも役立つ資格ランキングへランクインしています!
– 人気沸騰のIT資格、取得したい資格ランキング – いる資格、いらない資格 2018
– IT資格実態調査2019 – いる資格、いらない資格
また2020年には稼げる資格ランギングにもランクインしている注目の資格です。
詳しくは2020年に取得すべき稼げるIT資格は? 資格別の給与ランキングで解説しています。
AWS認定資格にはどんなものがある?
レベル別
- 基礎レベルのプラクティショナー(Practitioner)
- レベルの目安としては、半年程の基礎的なAWS経験とクラウドの知識を持つ人になり、AWSにこれから取り組もうという業務未経験者も基礎レベルに該当します。
- 中級者レベルのアソシエイト(Associate)
- レベルの目安としては、1年程のAWS利用によるクラウド構築などの経験になり、AWS業務未経験者であっても、AWSの主要サービスの概要やクラウドの一般的知識などがある人であればこのレベルに該当します。
- 上級者レベルのプロフェッショナル(Professional)
- レベルの目安としては、2年程のAWSを利用したソリューション設計、運用、トラブルシューティングなどの経験者になります。
- 専門知識分野
- レベルの目安としては、組織においてAWS を使用したクラウドを主導していくスキルのあるプロフェッショナルになります。
AWS資格 レベル別の概要と難易度は?
AWS 認定クラウドプラクティショナーはAWS認定の中では基礎・入門レベルの資格です。
AWS 認定 クラウドプラクティショナー試験は、AWS クラウドの知識とスキルを身に付け、全体的な理解を効果的に説明できる個人が対象です。その他の AWS 認定で扱われる特定の技術的役割からは独立しています。
AWS 認定 クラウドプラクティショナーは、アソシエイト認定または専門知識認定を取得するために推奨される任意のステップです。
試験では「クラウドの概念」「セキュリティ」「テクノロジー」「請求と料金」の4つのテーマについて問われます。
AWS クラウドについての総合的な理解を効果的に実証することを目的としています。
AWS 認定クラウドプラクティショナーの難易度は?
クラウドやAWSにこれから取り組む、もしくはあまり詳しくないという人でも、AWS公式サイトが提供している各種テキストや書籍などを利用して試験対策をすれば合格可能です。
AWS公式では下記の知識と経験が推奨されています。
テクノロジー、マネジメント、販売、購買、またはファイナンスの分野で最低 6 か月の AWS クラウド使用経験がある
IT サービスのベーシックな知識と、AWS クラウドプラットフォームにおけるそれらのサービスの使用に関する知識がある
CLF – AWS 認定クラウドプラクティショナー の試験概要は?
形式 | 複数の選択肢と複数の答えがある問題 |
試験時間 | 130分間 |
問題数 | 65問程度 |
受験料金 | 11,000円(税別) |
模擬試験 | 2,000円(税別) |
合格点 | 700点以上(1000点満点) |
試験言語 | 英語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字) |
公式ページ | AWS 認定クラウドプラクティショナー |
試験ガイド | AWS 認定クラウドプラクティショナー(CLF-C01) 試験ガイド |
試験のWeb問題集 | AWS 認定クラウドプラクティショナー Web問題集 |
ホワイトペーパー | アマゾン ウェブ サービスの概要[英語] クラウド向けのアーキテクチャの設計: AWS のベストプラクティス[英語] AWS 料金体系の仕組み AWS サポートのプラン比較 |
試験対策トレーニング | デジタルコースを受講[英語] |
模擬試験 | aws.training |
AWS 認定試験 | aws.training |